サッカー日本大学選抜とお辞儀
8月中旬、日本の大学生によるサッカー選抜チームが、イタリアの名門フィオレンティーナとシーズン前の練習試合で対戦し、なんと勝ってしまいました。
日本のメディアでは「市場価値約483億円のフィオレンティーナに、アマチュアの大学生が勝利」という、金額の差を強調した記事が多く見られました。
一方、イタリアのファン向けニュースサイト FirenzeViola をのぞいてみると、ちょっと意外な切り口でした。
普通ならファンが気にするのは「選手のコンディション」や「戦術の出来」。ところが今回注目されていたのは、試合後に日本の大学生たちが観客へ深々とお辞儀をして感謝を表した場面でした。
「なぜ我がチームが負けたのか」を掘り下げる代わりに、「お辞儀の文化」を記事にしてしまうあたり、フィオレンティーナファンの困惑ぶりが伝わってきます。
2節終了時点でのフィオレンティーナはセリエAで20チーム中12位。
名門クラブとしては物足りない成績です。
日本の大学生プレーヤーの評価を高めるためにも、フイォレンティーなの奮起を期待してしまいます。
Buona Giornata!(良い一日を)
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