ミラノの日本食レストランに行きました
みなさん、こんにちは。
ミラノ在住スタッフのMomoです。
今週は、イタリア人に人気の「Sushi」レストランについてご紹介したいと思います。
私の住むミラノはイタリアの大都市なので、日本人シェフのいるお寿司屋さんが何軒も(とはええ、お寿司を出す和食レストランも含めてパッと思いつくのは、10軒以下ですが)ありますが、その他にもたくさんのSushiレストランがあります。日本食レストラン「Ristorante Giapponese」と書かれていても、そのほとんどが中国人経営で、というのも、以前鳥インフルエンザが流行った時に、中華レストランだと誰も人が来なくなったので、こぞって日本食レストランに変えた、という話を聞いたことがあります。
そしてそんな日本食レストランでメインに扱うのがお寿司で、多くのお店で「All you can eat」、つまりは食べ放題のサービスをしています。
卓上に置かれたiPadで注文できたり、紙に食品にそれぞれ割り当てられた番号を書いて注文したり、または口頭で注文を伝えたり、注文方法はお店によります。
今回訪れたのは、ミラノの中でも評価の高いお店でした。その名もReiwa!令和です。元々はビール工房だったようで、お店の中にはその名残りの大きなビール樽!!
入ってみてびっくり。
巨大なプロジェクターで、水槽が映し出されています。これはイタリアでは珍しい!
スクリーンに触れると、魚が動くので、時々子どもがタッチしに来ていました。
日本と比べると、食事時間の遅いイタリア。
午後6時半から食事する人はなかなかいません。そもそもその時間に開いているレストランも、観光地ど真ん中のノンストップ営業のお店くらいかもしれません。
メニューはこんな感じ。かなり選択肢が多く、ほとんどのお店で、中華料理メニューもあります。
夜の部の営業では、食べ放題料金にアペリティーボ(食前酒)も含まれており、イタリアの発泡ワイン、プロセッコが振る舞われました。
そしてお待ちかねのお料理へ。
一回しか頼むことができない、おまかせ刺身盛りは、なかなか豪華で大満足でした。このドライアイスからもくもくと出る白い煙の演出は、外国人ウケするのでしょうね。手長海老に甘エビ、オイスターもありました。サーモンは炙りもあり、マグロの大トロのサシも素晴らしかったです。
お次は握りを。
創作寿司ですが、炙りサーモンとマグロ。お皿も素敵でしたし、シャリが小さめなのが良かったです。
ちなみにイタリア人がより好んで食べるのは、裏巻きです。例えばメジャーなのが、海老天ロール。
かなりの作り置きがあるのか?注文したらすぐに出てきました。
時々中華を挟んでみたりして!
鰻のロールもあります。中は海老天。海鮮生物を食べない人もいるので、やっぱり人気の海老天なのだな、と。
そんなこんなで食べ放題、大人は28.8ユーロ(約3700円)で、飲み物代は別です。子どもはその半額。
このお店は比較的高めですが、もっとリーズナブルお店もありますし、このお店でも平日ランチは、ミネラルウォーター代込みで16.8ユーロ(約2150円)。
この値段を見たら、日本のかたは安いと思うのか、高いと思うのか、どうでしょう?
海外在住日本人の私(家ではほぼ和食を食べます)にとっては、値段的にも大満足なお店なのでした。
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