南チロル地方のスキーリゾート

みなさん、こんにちは。
ミラノ在住、スタッフのMomoです。

先週は1週間、イタリア北部オーストリアとの国境からほど近い、南チロル地方と呼ばれる地域のスキーリゾートにて過ごしました。

住民の7割強がドイツ語話者で占められるこの地域イタリア語率が2割強)。
イタリアにいながらも、標識も上がドイツ語、下がイタリア語という不思議。
というのも、元々はオーストリア帝国の領地だった地域だからなのです。

その地域で私がお気に入りの村がヴィピテーノ(Vipiteno)
コロナによるロックダウンで外出ができなかったころに、インスタで見て、「なんて可愛らしい村なの!行ってみたい!!」と思ったのがキッカケで、今年の頭に初めて訪れ、すっかりお気に入りになりました。

 

ヴィピテーノ

 

ヴィピテーノは「イタリアの最も美しい村」に加盟している村のひとつです。

以下Wikipedia「イタリアの最も美しい村」より↓

「イタリアの最も美しい村(伊: I borghi più belli d'Italia)は、イタリアの民間団体。歴史的な遺産や景観を有する小規模な自治体(コムーネ)や分離集落(フラツィオーネ)・地区(以下、総称して「村」と訳す)によって構成され、その振興を目的とする。大きな価値を持つにもかかわらず、主要な観光ルートから外れているために忘れられ、結果として劣化・過疎化・廃村化の危険性に晒されている小規模な村の保全・整備・再活性化を図る。」


たしかに、日本からの観光の方にはアクセスしやすい場所にあるわけではないのですが、そんなところにこそ素敵な場所があるのもイタリア。
イタリアのメジャーな都市(ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノなど)を一通り回られた方には、ぜひ訪ねてみてほしい場所のひとつです。

イタリア在住者としては、イタリアでは一般的には見かけないようなお菓子が食べられるのも、魅力です!ロールケーキやショートケーキのような柔らかいスポンジにクリームが挟まれたケーキはイタリアにはあまりないので、このお店を見つけた時は大興奮でした!

ヴィピテーノのケーキ屋さん

そしてお待ちかねのスキー!
私は正直寒いところが苦手で、スキーも好きではなかったのですが、、、
見て下さい!この青空!
空気が澄んでいてとても気持ちが良い!

ヴィピテーノのスキー場

 日差しが強くて、寒さを感じないくらいでした。

ヴィピテーノのスキー場

でもじつはマイナス5度。

ヴィピテーノのスキー場

今回はお天気にも恵まれ、毎日快晴で気持ち良い日々でした。

ランチはビールと共に!
ドイツビールはやっぱり美味しい!!

ビール

山の料理はこんな感じ。
味付け濃いめの牛肉の煮込み、グラーシュと、この大きな丸い塊は、パンに牛乳卵、玉ねぎやスペックという燻製ハムをこねて丸めてスープ(コンソメスープのようなブロード)で煮込んだ料理。コンソメスープの中に入っているものだと、出汁で食べる明石焼きのようで、日本の味を懐かしく思い出したりしました。 

南チロル郷土料理

スキーの後はプールへ!
そのおかげが、筋肉痛なしで過ごせました。
プールから雪山が。
こちらはガッツリ泳ぐ用のプールなので水温が冷たかったですが、温水プールもいくつかあり、のんびりくつろぐことができました。

プール

全面ガラス張りの施設内はとても暖かく、リラックスルームもあり、丸一日滞在する家族連れの方もいらっしゃるようでした。

リラックスルーム

この地域のホテルは、サウナ付きのところが多いのですが、そんなところでも異文化体験!
ドイツではサウナはヌードで入るもののようで、ホテルによってはサウナは水着着用不可だったりします。こちらのプールでも、サウナエリアは水着着用不可でした。
私たちの宿泊先は水着不可ではありませんでしたが、他の方は裸で入られていたので、人がいない時間を狙ってサウナに行っていました。
手前がミストサウナで、奥がドライサウナ。

サウナ

誰もいないのは怖くて物音に敏感になってしまいましたが、アロマの香りがしてくつろぐことができる空間でした。

リラックス

楽しい時間はあっという間で、今はミラノでの日常に戻っています。
今シーズン中にもう一度雪山に行けたらな、と思っています。

ミラノはもう桜が咲き始めています。
すっかり春の気配!

ミラノの桜

では今日はこの辺で!


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