詰め替えできないオリーブオイル
イタリアのレストランでパンとともに出されるオリーブオイル。
よく見ると、どれもラベル付きで詰め替えのできない密封瓶です。
これは、飲食店でオイルを詰め替えて提供することが法律で禁じられているためです。産地や品質を偽装したり、安価な油を混ぜたりすることを防ぐ目的があります。
一方、日本食レストランで見かけるしょうゆはどうでしょうか。
日本人以外が経営する店では、キッコーマンのロゴ入り小瓶に、明らかに水で薄めたと思われる醤油が入っていることがあります。
法的にどう扱われているかは専門外ですが、現時点ではイタリアにおいて醤油の提供方法に関する明確な規制はないようです。
せっかくしょうゆ本来の美味しさを知ってもらえる機会なのに、少し残念に思うこともあります。
とはいえ、しょうゆまで「詰め替え禁止」にしてしまったら、それはそれで日本の食文化には合わないのかもしれません。
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