冷製スパゲッティ:先駆者はグアルティエロ・マルケージ
ひと月前にこのブログで「イタリアの夏の食卓で冷製パスタが増えている気がする」というお話をさせていただきましたが、私のこの肌感覚、どうやら当たっていたようです。
イタリアの歴史ある食メディア「La Cucina Italiana」の先月の記事によると、ジュリオ・ジッリ、カテリーナ・チェラウド、チェーザレ・バッティスティといった複数の有名シェフの名を挙げて、「パスタは熱いもの」というこれまでの常識が変わりつつあると紹介されていました。
記事によれば、2026年の夏は複数の有名シェフが冷たいパスタや、少し温かいパスタを提案しているとのこと。
さらに同記事の中で紹介されていて、私は初めて知ったのですが、この冷たいスパゲッティの先駆者は、1985年にイタリアで初めてミシュランの3ツ星を獲得し、「現代イタリア料理の父」とも呼ばれる伝説的なシェフ、故Gualtiero Marchesi(グアルティエロ・マルケージ)氏なのだそうです。
1985年、彼が発表したのが、キャビアとエルバ・チポリーナ(チャイブ)を添えた冷製スパゲッティです。当時の料理界における衝撃は、キャビアの豪華さだけではなく、「スパゲッティを冷たく提供したこと」そのものが大革命だったと記事には書かれていました。
そして40年以上が経った今、その発想にようやく時代が追いついた、と記事は結ばれていました。
こうしてイタリアの記事を読んでいると、日本の食品メーカーの皆さんに向けて、2027年に向けた新たな提案をしたくなってきます。
たとえば、リグーリア産DOP(原産地呼称保護)バジリコを使った、ちょっと贅沢なパスタソースです。弊社では取り扱っていますが、日本ではほとんど見かけない、DOP認証のバジリコを使ったソースです。
ひとつのパッケージを二つに分けて、「DOPバジリコのペースト」と「DOPバジリコの香りを生かしたオイル」を別々にする。
まずDOPバジリコのペーストで味わいを作り、食べる直前にDOPバジリコの香りを閉じ込めたオイルを加える。
特に冷製パスタなら、最後にDOPバジリコのオイルを加えた瞬間、DOPバジリコの香りがふわっと立つはずです。
「バジル味」ではなく、DOPバジリコそのものを味わうパスタソース。
冷製パスタの拡大と高級化に対応した企画ですが、いかがでしょうか?
弊社と一緒にマルケージ氏に追いつきませんか?
BUONA GIORNATA!
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