イタリアにパンダがいない理由の私的考察
先月、和歌山・アドベンチャーワールドからパンダが中国へ帰還しました。日本では多くの人が別れを惜しんだことでしょう。
そのとき、イタリアにはなぜパンダがいないのだろうと考えました。
かつて中国と経済的な連携を強め、「一帯一路」にも参加したイタリア。関係が良好だった時期があったにもかかわらず、中国が「パンダ外交」の象徴として送り出すあの白黒の動物を、イタリアには送っていません。
想像するに、イタリアには「お金を払って見世物を“借りる”」という発想自体があまりないのではないでしょうか。私が知る限りパンダを借りることが話題になったこともありません。
美しい景色や歴史的建造物、豊かな芸術にあふれる国。わざわざお金をかけて見世物を借りなくても、すでに十分な魅力があるのだと思います。
もしくは、FIATの代表的な車のひとつであるPANDAが街中をたくさん走っているからかもしれません。
Buona Giornata!(良い一日を)
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