輸入関税撤廃のからくり

空輸

2年半ほど前、EUからの輸入関税撤廃というニュースがありました。これでイタリアのワインやチーズがこれまでよりかなり安価で購入できる、そう期待したかたがたも少なくなかったと思います。

でも、その後、どうなったのでしょうか。

イタリアのワインやチーズが、日本国内で安価に購入できるようになったでしょうか。

おそらく「ノー」だと思います。

本当に「輸入関税撤廃」があったの? 事態はなにも変わっていないのでは?そう感じていらっしゃるかたが多いのではないかと思います。

輸入関税撤廃をめぐる話題の発端は、日欧EPAの発効です。201921日に日本とEU間でEPA(経済連携協定)が発効となりました。物流の自由化を活性化させるため、さまざまな商品の輸入関税が撤廃されるというわけです。

イタリアからの商品を例にとれば、ワインやチーズの関税が撤廃されることで、本場のおいしいワインやチーズが安く購入できる、日頃の食卓でより身近になる。こんなふうに、メディアでも大きく取り上げられました。特にチーズは最大29.8%の関税がかかっていることが、日本市場に出回っているチーズの販売価格が高い原因だといわれていたからです。

EPAのチーズ関税撤廃にはまだまだ時間がかかることもありますが、じつは日本の市場に出回っているイタリアチーズが高い主たる要因は輸入関税ではないからです。

その要因は、まず、業者のマージンです。

簡単な例でいいますと、イタリアのスーパーマーケットで購入できる100g 1ユーロ(約130円)のモッツァレラチーズ。これをみなさんが日本国内の店舗で購入する価格は、その68倍(約8001000円)になっているでしょう。中間マージンが大きいためです。そして、高額と言われる輸入関税ですが、この例でじつはいくらなのかといいますと、30円に満たないのです。

いくらEPAによって関税が撤廃されたところで、今の流通経路では下がるコストは微々たるものにすぎません。

また、食品検査・動物検疫などの手続きコストが高いという要因もあります

イタリアから直接購入することで、業者のマージンと検査・検疫の問題を取り払うことができるのです。

「越境Eコマース」と呼ばれるこのモデル。フレッシュ・イタリー・デリでは、イタリアの現地の味を、日本にいながら、お得に楽しむことができるのです!

なぜお得に購入できるのか?も併せてご覧ください。